ダンケルクに追いつめられた40万人の英仏兵を海から救出しようという実話を描いた作品。
めちゃクロースアップで撮ってるので臨場感ハンパなかった。
あと音楽が怖いんだな。音楽というよりほぼ効果音だが、恐怖を煽る。
無名の俳優で揃えたと思いきやマーク・ライランス(ドーソン役)が登場し、ケネス・ブラナー(ボルトン役)、トム・ハーディー(ファリアー役)など有名どころが出てきてちょいガックシ。
ハリー・スタイルズ(アレックス役)は最後まで分かりませんでした(^^ゞ
トム・ハーディー カッコよかった〜。彼とジョー・エジャートンは最近私の中でツートップやね。
ジェームズ・ダーシー(ウィナント役)はアンソニー・パーキンズに似ててサイコっぽいから、いい役 演っても信用できない(“^-^)
ギブソン(ではないがw)役のアナーリン・バーナードとピーター役のトム・グリン=カーニーがキュートだった♪
カメラワーク&音楽で緊張しっぱなしで観終えるが、ドイツ兵が登場しないのが印象的だった。
見える敵は戦闘機や魚雷、そして砲弾。凄いな〜。
3パートの時系列を組み合わせるくらい、ノーランならお茶の子サイサイだよね。
ストーリーがどんどん繋がっていくのは観てて気持ちいい。
メッセージは反戦でいいんだよね。
いかに無意味かってことを訴えてるんだよね。
救出作戦の感動や英雄を祭り上げるのが目的なら悲しい。
そして同様に救出劇を描いたハクソー・リッジより断然インパクトがあり心に響くものがある。
神なんていない。それを解っていないから現代の戦争は終わらない。
以下ネタバレあり
無事上陸したあと、盲目のおじいさんがブランケットを渡してくれる。
そのときのアレックスとの会話が全てだった気がする。
アレックスは分かってないけどね。
彼は第一次大戦で眼を負傷したか、ドーソンのように息子を失ったんだろうな。
因におじいさん役のジョン・ノーランはクリスのおじさんとのこと。
乗る船 乗る船 沈没しちゃうトミー(フィン・ホワイトヘッド)が可哀想だった。
ファリアーはどうなったのかな。生還できたんだろうか。
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